私達の結婚生活にピリオドを迎えたのは、仙台の整形外科に通う私が仕事を家に持ち込んだ為です。

新婚の時は、私も家に帰ってまで仕事はしませんでした。

ですが、私が勤めている会社では定時の時間で終了になりました。
残業は無しが基本となっているので家に持ち込み、家残業という形になっていました。

私としては、会社で出来れば一日で出来る仕事も家では無理があります。
家に帰ると集中出来ないし、夕食でお酒を飲んでしまう為です。

その結果無駄な時間を費やしていました。

会社では、家残業で作ったデーターが違くミスを連発してしまいました。
私は、会社で作れば確認が取れデータのチェックが出来るので家では無理と思い作業が苦痛でした。

その為、ストレスも結構溜まってしまい、愚痴をいつも奥さんに聞いてもらっていました。
愚痴を聞いていた奥さんも毎日ストレスが溜まっていたと感じています。

私は、離婚して気が付いた自分がいます。
仕事人間だったと言う事です。

また、仕事をする事でただ満足していただけかもしれません。

しかし、結婚して妻に対して思いやる気持ちが無かっただけです。

その結果、妻に呆れられ離婚届を置いて出て行かれてしまいました。

仕事を家に持ち帰る様になって私は、妻の誕生日にも何もして挙げられず。
私達の結婚記念日にも仕事の事ばかり考えていたのです。

妻の気持ちは解ってはいたのですが、仕事の事を考えると仕事に夢中になっていました。

今は、離婚して養育費用を払いながら別々に暮らしています。

連絡は取っていませんが、仕事一筋では円満な夫婦関係で居られない事も有るのだと私は、実感しました。